人の価値観や感情は相対的ではなく絶対的であるはずだ
生きていく中で、挫折してしまったことや苦しかったこと、辛くて立ち直るのに時間がかかったような経験をしたことは誰でもあると思います。しかし、そのような経験を他者と比較し、「自分よりもっと苦労している人がいるから」 と感情を抑え込んでいる人は少なからず存在します。同様に、多面的である人間のごくわずかな表面的な要素、情報を抜き取り他者の経験、価値観をヒエラルキーのように優劣をつけたがる社会の側面がそのような価値観を作り上げていると感じることがあります。過去の経験を共有した著名人のバックグラウンドが恵まれていた場合、反感を買いやすいのが良い例かもしれません。しかしながら、私はそのような感情、価値観は人と比べる必要はないと感じています。それらは絶対的であり、社会が定義付けするような相対論ではないはずです。人生の”生き甲斐”を見つけていく中で、自分自身の価値観と向き合い、受け止めてあげることは一歩さらに前へ踏み出す重要な要素ではないでしょうか。